はりおのエンタメ部屋

エンタメの話する

ガンダム00初期は、ガンダムSEEDDestinyのカウンターである。

本題に入る前に、ガンダムSEEDDestiny(以降sd)がどんな話であるか概要と解説を語りたい。

sdは、前作から続く地球連合vsザフトの戦争の話だそこに永世中立国で技術力の高いオーブが加わる。

オーブは永世中立国で有りながら地球連合ザフトどちらにも技術力供与する事で立場とお金を得ていた。

所が戦争が進むに連れて地球連合は、オーブに戦いに参加するように強要してくる。その結果オーブは地球連合に与する所となり、ザフトから文字通り国を焼かれる事になる。

sdがテレビで放映されたのは2004年、自衛隊イラク派遣は同じく2004年だ。

技術力の高い小国が大国同士のの起こした戦争に与する。結果自らの国が焼かれる。

sdにはそういったメッセージが含まれている。

ここまでは、いいここからストーリーは急展開する
前作主人公のキラとラクスが、圧倒的力で両軍を人を殺さず兵器だけ壊すと言うチートでボッコボコにしてそのまま戦争を終結させ物語を締める。

ここがsdの問題点としてよく槍玉に挙げられるポイントだ。

本題に戻る。ガンダム00(以降00)では、キラ、ラクスの役割をソレスタルビーイングが担う。

ソレスタルビーイングは圧倒的力で戦争や紛争に介入して、見境なしに兵士を殺す。

その結果ソレスタルビーイングは『人類にとっての悪』になることによって世界を一つにしようとする。

キラとラクスは、嫌われたくないのだ。嫌われたく無いくせに暴力を振るい戦争を嫌うここが最大のsdの問題点で、00はこの点において見事にsdに対してカウンターを決めている。

00はもう少し設定やプロットを誉められて欲しいと私は思う。