はりおのエンタメ部屋

エンタメの話する

ターンAガンダムは移民の話

「お前あほやろそんなん当たり前やん

月から地球に人が降りてくる話やぞ

考えろばーか!」

大抵のターンAガンダムを視聴した者からは

そんな風に罵倒されるだろう

だが少し待って欲しい

今だからこそ移民問題に切り込んだ

ターンAガンダムの話をしたい

ターンAガンダムは、

もともと地球に住んでいた一部人間が

戦争によって汚染した地球から月へ避難し

その後汚染が浄化されたあと

月から地球へムーンレイスとして

帰ってくる話である。

勿論汚染された後も住み続けていた地球人もいる

地球人からすれば、

「はぁ?今まで、その辺ほっつき歩いてた癖に

何さらしとんねん」となる。

ムーンレイスとしては、

「いや前々からお前んとこの代表には、

話通してたしそもそもここ内の土地やし

代表に何回話しても、はぐらかされるから

地球へ殴りこむわ」

と月から圧倒的な科学力を持った兵器で

降ってくる。

ここで面白いのが、地球側の科学力が

第一次世界対戦頃まで後退していることだ

地球側はなすすべなく蹂躙去れていく

そんななか地球に埋まっていた

兵器ターンAガンダムを地球側が発掘し

地球とムーンレイスとの武力的バランスを

取って行く。

単純に本作で連想されるのはエルサレムの問題だ

キリスト教イスラム教どちらの聖地である

エルサレムは幾度となく戦いの火種になってきた

聖地地球と聖地エルサレム二つを重ねてしまう

問題の本質は現実とアニメ一緒で皆

幸せに成りたいと言うこと

幸せの追及の為に戦っているのだ

そしてもうひとつ「言い方」だ。

ターンAガンダムには言い方を咎める会話が多い

それは言い方や態度一つで変わることは多いからだ

ムーンレイスはいつも横柄だそれは

地球人より遥かに優れた科学力があるから

本来地球は、自分達の住む土地だから

自分達は優れているから暴力をつかう

それは高圧的で相手への敬意などはない。

また地球人はムーンレイスがどれほど

地球に焦がれていたかなんて考えもせず

ムーンレイスを侵略者として扱う。

相手の事を考え思えば出来ない「言い方」

相手の事を考えていないと出来ない「言い方」

ハゲはそんな事を言いたいのでは無いかと思う。

これから先日本にも大勢の移民がくる

出来ればお互い、いい言い方を心がけたい。